2010年12月15日水曜日

”長期入院中のお子さんに光と風を!”ユニバーサルウォーキング報告

11月21日に、全国最大規模のこども病院「国立成育医療研究センター」(世田谷区大蔵)から、
アウトリーチが畑を借りているドイツ風の世田谷区民農園「クラインガルデン」まで、
ユニバーサルウォーキングをしました。


成育医療センターには、全国から難病のお子さんたちがたくさん集まり、長期入院していますが、
入院中はその病状にかかわらず、病棟から一歩も出ることができません。
中には一生陽の光を見ないまま命を終えるお子さんもいます。

アウトリーチのこどもたちも、一度は通院したり、関わりの深い成育医療センターです。
「長期入院中の子どもたちに外に出てもらい少しでも光と風を感じてほしい」!
という目的で設立した「ユニバーサル・デイ・キャンプ」という活動に
NPO法人こどもプロジェクトや世田谷アドベンチャークラブとの協働で、
アウトリーチもこの春から参加しています。

当日、ウォーキングの後、クラインガルデン内にあるログハウスで皆でいも煮会をした後、
アウトリーチの畑に、「春には入院中のお子さんも外で花が見られますように」
という願いを込めて、参加者全員で畑を整理し、チューリップの球根や野菜などを植えました。
草ぼうぼうだった畑がこの日を境に激変!
農園の管理人さんから「皆さんの想いが畑を変えたのですねぇ」と感想が寄せられました。

花の咲く来年の3月に、また集まりを持つ予定です。


世田谷区にある国内最大級のこども病院国立成育医療センターの庭園をウォーキング



ウォーキングの途中、記念写真をパチリ。




こんな遊具もところでころに。こどもたちはご機嫌!




成育医療センターからドイツ風区民農園のクラインガルデンに到着!
さぁ、これからいも煮会を始めるよ。



農園にあるログハウスの中でいも煮会をしながら参加者同士自己紹介。



いも煮会でお腹が一杯になった後は、さぁ、みんなでアウトリーチの畑を耕そう!
これが、車いすの方も作業しやすいバリアフリーの畑です。



僕もお母さんと一緒に、耕すよ。「よ~いしょっ!」




冬野菜やチューリップの球根を植えました。



花の咲く春の頃、また畑であいましょう。